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マラソン塾

Vol.2  自分に合わせたランニングスタイルを

2017/04/11

 具体的なトレーニング方法に入る前に、ランニングをするにあたり、どのように生活の中に取り入れていくか。まずは時間の確保や取り組み方についてアドバイスできればと思います。

■時間の確保がしやすい朝
 
日中が仕事の時間だとすると、主に朝(早朝)か夜のランニングが基本になるかと思います。早朝に行う場合は、仕事など日中の予定に左右されずに予定を組むことができるので、確実に走る時間を確保できます。

 血糖値が不足した状態から走り出すので脂肪燃焼効果が高く、また体温を上げることで日中も脂肪燃焼効果が続くとされています。早朝は車や人通りも少なく空気が澄んでいるので、朝からリフレッシュして気持ちよいスタートが切れるということもポイントです。


 注意点は、身体がまだ起きていない状態なので負荷が高くなるということ。起床時は体内の水分量が少ない状態なので水分補給をしっかり行い、ウォーキングやゆっくりジョギングからスタートして、徐々にペースを上げるよう意識します。

 健康やダイエット目的のランニング、また競技志向の方でも疲労回復を目的にしたジョギングの場合は、早朝に済ませたほうがよいでしょう。

■身体が動かしやすい夜
 
夜に行う場合は、早朝よりも身体が動きやすいので、ランニングの距離を伸ばしたり、ペースを速くしたりするのに適しています。自己ベストの更新を目指す方は、ここでインターバル走やペース走といった専門的な練習(※具体的な内容は別途掲載予定)を行えば、早朝より質の高い練習にすることが可能です。


 また、女性の場合は暗い中なのでメイクを気にせずに済むというのもメリットかもしれません。ランナー仲間で走った後に懇親会、とイベントにしやすいのも夜に走るメリットの1つです。

 注意すべきは、夜は暗くなり転倒や接触のリスクも高まること。比較的明るい公園を走ったり、反射材を利用したりする等の対策を考えましょう。夕食後に走ると内蔵への負担が大きくなるので、食事前に走ったほうがよいと思います。そしてもちろん、仕事や家庭などの調整がポイントです(笑)。

■可能なら通勤ランも
 
ランニングの時間を確保するため、『通勤ラン』をする人も増えてきました。ランニングが生活の一部になり、走る時間を確保しやすいというメリットが大きいと思います。通勤ランには①職場に走っていく、②職場から走って帰る、の2つがありますが、職場に着替えやシャワー設備がある人は少ないと思いますので、②を基本に考えます。


 帰宅してから着替えて走るのは結構なエネルギーが必要で、疲れて走る気にならないというのもよくあること。そこで「自宅に帰る」=「走る」にしてしまい、走ることを生活に組み込んでしまいます。

 また、時間の有効活用にもなります。走るペースや自宅から職場までの距離にもよりますが、例えば片道10km、40分くらいの通勤時間が、6分00秒/kmで走れば60分と、その差わずか20分でしっかり走ることが可能になります。

 着替える場所や自宅までのルートにもよりますが、なかなか走る時間を確保しにくいという方は、通勤ランも選択肢の1つにしてもらえればと思います!

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