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マラソン塾

Vol.20 身体のケア①

2017/09/25

 今回のテーマは『身体のケア』としました。前回が『移行期』のテーマで、この時期は疲れが出やすく怪我もしやすいという内容だったので、今回はそれに対応するケアについて、私が考え、心掛けていることをお伝えします。※『身体のケア』シリーズ、長くなりそうですので、第1回は前提と膝をテーマにして、別の部分については次回以降に続きます。

<はじめに>
 健康管理でも身体能力の向上でも、大事なことは『運動・休養・栄養』の3つをバランスよく取り入れること。当たり前のことですが、なかなか実践が難しいのも事実です。規則正しい生活を送るとともに、それぞれ以下の点を改めて意識してもらえればと思います。

・休養:睡眠時間の確保。また、週末に予定が入りやすい時期ですが、たまには家でのんびり過ごす時間も取りましょう
・栄養:バランスの良い食事、規則的な食生活。朝食をとり、深夜の食事を控えるなどを意識して内臓疲労を取るように

 以上の前提があっての身体のケア。局所的にマッサージを受けたりセルフケアをしたりしても、そもそも休養や栄養が不十分であれば、なかなかよくなりません。ぜひ意識してほしいと思います。

<怪我をしそうなとき>
 そうはいっても『走ると膝が痛いのでどうすればいい!?』とお悩みの方もいるかと思います。そんなときのケアについて、以下のケース別に分けて考えていきたいと思います。

ケース① ランニングを開始して間もない方
 ランニングを始めて、もっともよく聞く故障が「膝の痛み」。まだ足の筋肉が不十分で、走るときの衝撃に耐えられずに膝の痛みが出るものと考えられます。

 膝と直接つながっているのは前ももの筋肉なので、その筋肉についてジムの機器やスクワット等で鍛える、というのが解決方法です。次の②でほぐすことも書いてありますが、初心者にとっては筋肉をつけることが重要になります。

ケース② 練習量が多いことで痛みが出ている方
 一時的な痛みではなく、慢性的に痛みが出るという方もいるでしょう。こちらは鍛えることも重要ですが、ほぐして緊張を取っていくことも重要です。上記の通り前ももが膝と直接的につながっているので、膝の内側に痛みがあればももの内側を、外側に痛みがあればももの外側をストレッチポールや自分の手でほぐすことが対処の基本です。

 特に膝の外側の痛みは『腸脛靭帯炎』と言い、多くのランナーが経験する要注意の故障になります。長引くと数か月を棒に振ることとなりますので、しっかり注意し、ケアを怠らないようにしましょう。

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