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税務バトルから学ぶ 審判所の視点 ザ・ジャッジ

2024/02/16

ネット販売の事実隠蔽か? 代表者に母親の名前を掲載

 会社員である請求人は、平成24年頃から副業としてインターネット上に開設したネットショップで、自身で輸入した商品を販売。平成26年頃には、F社が運営するショッピングサイトに店舗名を「G」とするネットショップを出店した。 …

2023/10/27

請求人の行動は『特異』か? 被相続人の残高証明書を取得しなかった理由

 平成30年に被相続人が死亡。共同相続人は被相続人の妻である請求人と長男で、相続開始間もなく、2人は相続税の申告書の作成を税理士法人に依頼した。  平成31年1月8日、請求人はB銀行〇支店の被相続人名義の預金口座、…

2023/07/21

意図した申告漏れか? 保険会社からの一時金等を申告しなかった理由

 年金受給者の請求人は、各保険会社との間で、保険契約者および被保険者を請求人とする保険契約を締結し、各保険契約に基づく一時金および定期支払金(以下、本件一時金等)を請求人名義の普通預金口座への振込みにより受領した。 …

2023/04/19

隠蔽・仮装に該当するか? 相続人が申告漏れの株式をノートにまとめた理由

 平成29年11月、Aの死亡により相続が開始。相続人はAの配偶者である請求人および長男。2人は相続税申告の税務代理を税理士法人に依頼。同法人のJ税理士は2人に対し、相続財産を把握するためA宛の郵便物を調べるとともに、証券…

2023/01/19

被相続人に帰属する財産か? 配偶者の収入が混在している可能性を否定できず

 被相続人は平成30年2月に死亡。共同相続人は被相続人の配偶者、長男、二男の3人(以下、請求人ら)。請求人らは相続税の申告書を期限内に提出。なお、配偶者と二男は、税理士である長男に税務代理を委任した。  配偶者は平…

2022/10/18

土壌汚染の土地か否か? 浄化・改善費用相当額の控除めぐるバトル

 平成28年1月に被相続人が死亡。被相続人の長男である請求人と長女のMが共同相続人として被相続人が所有していた1土地から3土地を請求人が、4土地をMが取得した(1~4土地を各土地という)。  各土地はいずれも、①土…

2022/07/22

贈与と同様の利益移転か? 夫名義の預金口座から妻名義の証券口座に入金

 請求人は平成27年3月9日、証券会社に請求人名義の口座を開設した。同年3月11日、請求人は銀行の夫名義の普通預金口座から出金した金員を証券会社の請求人名義の口座に入金し、いったんファンドを購入した後に換金し、複数社の株…

2022/07/05

特別控除は適用されるか!? 医療機関の診療協力金の税務処理めぐるバトル

 医業を営んでいる請求人は、平成26年4月1日付でA医師と雇用契約を締結し、自らの医業に従事させていた。請求人は、平成27年5月15日付でF会と相互の円滑な運営を期することを目的とした医療機関診療協力要綱を締結した。要綱…

2022/05/11

被相続人への貸付は仮装か? 金銭借用証書に記載された「一時」に注目

 被相続人は平成29年8月に死亡し、同日、その相続が開始した。共同相続人は、被相続人の長男である請求人と二男(H)の2名だった。J社は、請求人とHが発行済株式のすべてを有する同族会社。不動産の売買や賃貸を目的として設立さ…

2022/01/27

申告漏れは故意か失念か? 多忙の中で行われた死亡保険金の請求手続

 被相続人は生前、自らを契約者および被保険者として、長男(請求人)と二男のHを受取人とする生命保険契約をG社と締結していた。平成29年12月に被相続人が死亡。相続人は請求人とHの2人だった。  平成30年1月、請求…

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