本郷尚税理士が半生を振り返る「資産税コンサル、一生道半ば」

　税理士として駆け出しだった20代に横浜で開業し、「人のやらないことをやってみよう」と資産税専門を掲げて新橋に移転。その後、狙いを「全国区」に定めて東京駅前に進出――。本郷税理士が人生をかけた税理士業と資産税の面白さ、奥深さが伝わってくる一冊となっている。

　税理士という仕事は、「数字を追うだけの無機質な職業だ」と言われることがあります。しかし、実際にはこれほど泥臭く、そして人間臭い仕事はなかなかないと私は思っています。お客様と一緒になって、悩み、考え、汗をかき、泣き笑いして、その先の〝幸せ〟を探し出す。税理士の真の価値は、単なる記帳代行でも申告業務でも節税対策でもないのです。（書籍より）

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