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日本とロシアの架け橋に! 学生たちの共同アート制作を通じた新しいスタイルの文化交流

2020/01/21

 日本とロシアが芸術を通じて互いの文化に触れることで相互に理解を深めていく――、そんなプロジェクトが2019年に実施された。

 企画をしたのは、若手経営者などが集まる公益社団法人日本青年会議所の極東平和推進委員会。国際交流としては、ビジネスマッチングや交換留学などがよく行われているが、今回のプロジェクトは日本とロシアの学生たちが共同アート制作を通じて文化交流を図り、両国の理解と親交を深めてもらうことがコンセプトとなっている。

 日本からは栃木県宇都宮市の「文星芸術大学」の学生たち、ロシアからはウラジオストクの「極東芸術アカデミー」の学生たちが参加。日本は日本画、ロシアは伝統織り切り絵という自国の伝統芸術作品を用いて、東洋のフェニックスや不死鳥と言われる「鳳凰」を共同で制作した。

 共同アートは、まず、ロシアの学生が鳳凰となる部分の切り絵を分担してパーツごとに制作。日本の学生は背景の金箔を貼り、その上に日本画をハガキサイズで一人一枚ずつ描いていく。その後、完成したロシアからの切り絵を日本の学生がパーツごとに鳳凰の輪郭となるよう上から墨を塗っていく。そして、日本の学生が鳳凰の色の部分を和紙のちぎり絵で埋めていき、最後に金箔の日本画、ちぎり絵、切り絵のすべてを組み合わせ、ふすま2枚分の大きさとなる見事な鳳凰画が完成した。



 同プロジェクトを企画した日本青年会議所極東平和推進委員会の岩本Emma由紀さんは、「どういう作品が出来上がるのか、最後までドキドキしましたが、完成した鳳凰は思った以上に迫力があり、何より日本もロシアも多くの学生に参加していただき、互いの文化に触れてもらえたのでプロジェクトを企画した甲斐がありました。文星芸術大学の学園祭でも作品を展示することができましたので、一般の方々にも共同アート制作による文化交流をアピールできたと思います」と感想を述べてくれた。

 互いの文化に触れながら理解を深めていく取組みは、国際交流の新しいスタイルであり、大変意義深いものといえる。

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