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マラソン塾

Vol.25 レースを使って走力アップ

2017/10/27

 10月も後半となり、季節はマラソンシーズン。10月下旬~11月にかけて、全国各地でマラソン大会が開催されます。そこで今日のテーマは『レースを使って走力アップ』としました。これからレースシーズンに入るうえで、参考になれば幸いです。

<レースをたくさん走る方へ>
 市民ランナーの中には、毎週のようにレースを走る方もいれば、逆にほとんどレースを入れずにフルにチャレンジするという方もいます。数多くレースを入れる方については、せっかく出るのなら、距離を変えたりしながら、レース毎にテーマを決めて走ることが重要です。

 レースを使えば、普段練習で出来る以上の走りが可能になります。私もそういった意味で、フルマラソンの2週間前にハーフマラソン、1週間前に10kmと適当な距離のレースがあれば、練習として入れるようにしています。練習で20km走をするよりレースを使った方が、緊張感や競り合う相手、給水などもあって速いペースで走れるので、本番に向けて自信をつけることが可能です。

 ただし毎週レースとなると、それだけ高い負荷をかけ続けることになるので、本番まで疲れが残ってしまうことになりかねません。ちょうど良いバランスを自分自身で確かめていただければと思いますが、少なくとも距離やテーマを変えて出場するのがよいと思います。

<レースにあまり出ない方へ>
 逆に、ほとんどレースに出場しないという方。程度にもよりますが、自己ベスト更新を目指す上では、レースにあまり出ないというのは少しもったいないかと思います。

 レースを定期的に入れることが走ることへのモチベーションになりますし、定期的にレースを走ることでその時点の走力のチェックが可能になります。「この前のハーフでこのくらいだったから、フルはこれくらいでいけるはず」とペースの見通しが立つのです。

<レースの位置づけ>
 イメージですが、ランニングにおけるレースは『受験勉強におけるテスト』と同じものです。定期的にテストがあることが勉強へのモチベーションになり、テストの結果をみて受験に向けての対応を行っていくのではないでしょうか。

 テストを全くしないで受験するのは無謀ですし、逆に毎週テストばっかりだと復習が追い付かずに学力が身に付いていきません。そういった意味でレースをうまく取り入れて、ランニングの継続、走力アップ、そして自己ベストの更新へとつなげてもらえればと思います。

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