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税務の勘所Vital Point of Tax

税務の勘所一覧

2024/07/26

『会社の給与』or『生活費の援助』社長の交際相手に支給された金銭

 税金の世界では、男女の個人的関係をとやかく言うことはないが、そこにお金の不正がかかわるとなれば、税務署の追及は避けられない。たとえば、個人的関係にある相手への「お手当」が税務上問題になるケース。最近の事例でいえば、スナ…

2024/05/09

小規模宅地等の特例 適用する宅地を間違えた!? 地裁は訂正認めず

 小規模宅地等の特例を適用する相続税申告で、適用すべき宅地について事実誤認があって不利な申告をしてしまったことが分かり、納税者が税額を減額する訂正(更正の請求)を求めたところ、税務署が認めなかったことから争いとなった事案…

2024/05/09

アメリカを中心とする国際的な相続手続のポイント

 最近増えている国際的な相続では、日本の相続法と相続税法だけでなく、外国の相続法と相続税法の知識や、これらとの調整が必要となります。今回は、アメリカにある財産を日本居住の相続人が相続する場合に知っておくべき留意点をQ&A…

2024/05/08

評価通達6項の適用が急増する中・・・ 東京地裁が国側敗訴の判決下す

 相続した株式や不動産を財産評価基本通達の定める方法で評価したものの、その評価額が著しく不適切だとして、税務署から財産評価基本通達6項(以下、6項という)に基づき実勢価格並みに再評価されるケースが急増している。この背景に…

2024/02/06

親の駐車場を借りて子が駐車場業 収益の帰属めぐる裁判の裏で贈与税めぐる争いも!?

 子2人が親から使用貸借で土地を借りて駐車場を営んでいたが、その収益は土地を保有する親のものか、それとも子のものかで争われた税金トラブルがあった。大阪地裁は、使用貸借でも使用収益権のある子に所得が帰属するとして納税者に軍…

2024/01/26

電子帳簿保存法がスタート!主要ポイントの再確認(下)

Ⅱ 真実性の原則 【確認事項】  ①、②のタイムスタンプとは、その刻印されている時刻以前にその文書が存在し(存在証明)、その時刻以降文書が改ざんされていないことを証明するもの(非改ざん証明)です。  ③は、例え…

2024/01/24

電子帳簿保存法がスタート! 主要ポイントを再確認(上)

はじめに  消費税のインボイス制度が開始され、そして令和6年1月1日から電子取引の取引情報に係る電磁的記録の保存の義務化が始まり、申告所得税、法人税の全ての事業者は、保存義務が課されている全ての電子取引データについて電…

2024/01/22

賃貸住宅を「用途問わない」で転貸契約 消費税還付を狙った「仮装」か否か?

 新築賃貸住宅を取得した投資家が、その建物の転貸上の契約において「用途を問わない」としたことは、建物の仕入れにかかった消費税の還付を狙った「仮装」として重加算税等が課せられたことを受け、その取消しをめぐる争いが発生したが…

2023/11/07

居住用としてSOHOマンション購入 一部「非住宅」として東京都が控除認めず

 SOHO向けの中古マンションの販売チラシに、すべて住宅として使用することも可能と書かれており、住宅用としてマンションを購入したところ、不動産取得税の住宅の特例が受けられず、税金トラブルになった事例が明らかになった(東京…

2023/08/23

IT、AI、ChatGPTと税理士業

関根稔 税理士・公認会計士・弁護士 ◆パンデミックは時代を進める  パンデミックは時代を進めるというが、社会は、まさに、そのような雰囲気。私もコロナ前には民法相続編の改正や、相続税対策、自己株式等の課税関係を語っ…

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