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マラソン塾

Vol.40 朝ランを継続して感じたこと

2018/04/23

<朝ランのきっかけ>
 朝ラン中心の生活を始めたきっかけは、昨年11月に第一子が産まれたことです。仕事帰りの時間は入浴(沐浴)、料理やごはん、片づけ、洗濯とやることが沢山あり、『走るなら朝しかない』ということで朝ランの毎日が始まりました。

 とはいえ、『子どもができて足が遅くなった』という言い訳はせず、自己ベストを目指して走りたい。そのため、休養は基本的に週1回、ポイント練習は週2回のペースは崩さず、出勤前の早朝にジョグだけでなくインターバル走なども行っています。

<朝ラン開始後の1ヶ月~青島太平洋マラソンへ~>
 朝ラン開始して1ヶ月、最初のターゲットは12月10日(日)に開催される青島太平洋マラソンです。ここでしっかり大会新記録、そして2時間20分切りのタイムを目指すことにしました。

 最初の1ヶ月、夜泣きで夜中に何度も目覚める生活(※今も継続中)で睡眠不足が続きましたが、『走るなら朝しかない』と覚悟を決めると早起きできるもの。朝から走るラン仲間(ベスト記録2時間17分や2時間23分等)もいるおかげで、しっかり練習することができました。その結果、2時間19分54秒のタイムで狙い通りに大会新記録を達成。朝ランだけでも走力を維持・向上できると感じたレースでした。

<寒い時期の朝ランを経験して>
 その後は、真冬での朝ラン生活へ。早朝、気温0度前後の中、ランパン姿で走る機会も少なからず経験しました。

 朝ランのデメリットで『冬だと早朝は寒い&辛い』とよく言われますが、個人的な感想は『むしろ夜より走りやすい』でした。

 夜ランの場合、帰宅のタイミングで身体が冷え、冷えた状態から走り出すことになるので身体が温まるのに時間が掛かります。風も朝より夜の方が強くなりがち。一方、早朝は布団で温まった状態から走り出すので、厚着さえすればそのまま冷えずに走れました。遅くとも6時30分頃には明るくなってくるので、視覚的に温かく感じる効果もあります。

 ということで、厳冬の時期も練習を継続でき、月間走行距離も例年より50~100kmだけ短い400km前後。家族の支えもあり、大会では昨年と変わらないか、むしろ良い結果を残すことができました。

※ハーフマラソン 1時間06分24秒(1/14 ハイテクハーフマラソン)
※フルマラソン  2時間18分39秒(3/4 びわ湖毎日マラソン)

<春、そしてこれからの朝ラン>
 冬を超え、季節は春。この季節になり、朝ランの良さを感じる日々です。日中より早朝の方が気持ちよく走れる気温となり、風も穏やかなので走りのリズムが整いやすいです。

 『朝ランはペースを上げ、追い込んだ練習が難しい』というデメリットもよく聞かれますが、今の時期は気象コンディションが早朝の方が恵まれることが多く、いい練習がしやすいのではないかと感じています。

 そしてこれから季節は夏へ。更に暑くなる時期、早朝の方がいい練習ができる環境が整いそうな印象です。

<その他、朝ランを始めて気付いたこと>
 最後に、朝ランのメリット&デメリットとして挙げられることについて、私の経験からコメントを。※あくまで個人的な見解です。

◎メリット ※賛同します
①脂肪燃焼効果が高い
②スケジュールに左右されない
③仕事の集中力・生産性が上がる
④規則正しい生活習慣が身につく
⑤空気が澄んでいて気持ちがいい

◎デメリット ※コメントを付記
①パフォーマンスが下がる ⇒ウォーミングアップをしっかりすれば、それほど問題ありません
②昼間、眠気に襲われる ⇒むしろ走らない日の方が眠くなることも
③朝起きるのが辛い    ⇒気持ち次第なので頑張りましょう(笑)

 その他、『明るいので不整地が走りやすい』ことも大きなメリットに。今後も朝練習をメインに走り続けていきたいと思います!

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