相続・事業承継・信託Vital Point of Tax

「後継者不在率」は62.6% 東京商工リサーチ調査

2026/02/09

 東京商工リサーチの2025年「後継者不在率」調査によると、2025年の「後継者不在率」は前年から0 . 4 5ポイント上昇して62.60%だった。後継者不在率は、調査を開始した2019年は55.61%で、その後は右肩上がりで推移し、2023年は61.09%と初めて60%を突破。2024年は62.15%、2025年は62.60%で6年連続の上昇となった。

 特に、代表者の年齢が60代の企業は49.10%と約半数に達し、80代以上でも24. 97%にのぼる。しかも、80代以上は前年比1.01ポイント上昇し、増加が顕著となっており、東京商工リサーチでは「円滑な承継にかかる時間を考慮すると、一定数が廃業など市場からの退場が避けられない状況」と分析している。

 事業実態が確認できた企業のうち、後継者が決まっていないのは10万5884社。これらの会社に中長期的な承継希望先を尋ねたところ、「未定・検討中」は4万9352社(構成比46.60%)で、事業承継の方針が明確でない企業や計画が立たない企業が多いことが分かる。

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