地味にスゴイ!保育園・幼稚園の懐事情
2026/07/22
「地味にスゴイ!」という人気ドラマがありました。出版社の校閲部という超地味なはずの職場で主演の石原さとみがスゴイ活躍をするドラマでした。
保育園や幼稚園も、はたから見ると一見地味に見えますが、実はそうでもなく、保育園や幼稚園を舞台にした巨額の横領事件が起きるたびに、どこにそんな大金がうなっていたのかと思うほど、地味にスゴイ!保育園や幼稚園の懐事情の実態があるのかもしれません。
2019年に発覚した大阪府で保育所を経営する社会福祉法人「くれない学園」の事件では、56歳の副園長が2億7,000万円もの巨額の横領で逮捕されましたし、横浜市で6か所の保育所を経営する社会福祉法人「ももの会」の2018年の事件では、68歳の理事長が5,860万円を横領していました。
最近の事件では、神奈川県大和市の「松原学園幼稚園」の徳重裕士園長(77)が、所得税約3,700万円を脱税したという所得税法違反の疑いで東京国税局査察部から横浜地検に告発されていることが2026年6月17日の新聞報道で明らかになりました。

徳重園長は、収入の一部を除外したり、経費を水増しすることを、幼稚園で経理を担当していた事務長に指示して、2021年から2023年までの所得約1億2,500万円を隠していました。その1億2,500万円は投資に使っていたというのです。
幼稚園は学校法人を設立して経営するのが一般的ですが、この松原学園は個人立幼稚園で徳重園長の個人事業として行われていたようです。ですので、収入や経費をごまかして着服しても横領などには当たらず、所得隠しということになるのです。
徳重園長は、世田谷区立松沢中学校の同窓会の近況報告に、「私は毎日幼稚園で大勢の子どもたちに囲まれ、たくさんの元気をもらっています。生涯現役となりそうです。最近は海外旅行と温泉巡りを楽しんでいます。」と書いていましたが、どうやら子どもたちからもらっていたのは元気だけではなかったようです。それから、楽しんでいたのは海外旅行と温泉巡りだけではなかったようです。
