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スキルアップ税務

2024/01/19

社長貸付金・社長借入金消去の税務 ~証拠の論点も踏まえて~⑲

(3)不動産賃貸料  不動産を移転(売却、事業譲渡、現物出資、分割型分割、分社型分割、株式交換、現物分配等々移転の手法は多岐にわたります。)、不動産所有者が不動産の現実利用者に貸付、賃料収入を獲得するものです。 …

2023/12/27

社長貸付金・社長借入金消去の税務 ~証拠の論点も踏まえて~⑱

2) (1)経営指導料 ・契約書 ・役務提供の対価の算定→複数の〇〇コンサルタントの見積りが必要です。 ・経営会議議事録等のエビデンス→複数の〇〇コンサルタントの成果物サンプルが必要。仮に当該法人で過去に依頼した…

2023/12/13

社長貸付金・社長借入金消去の税務 ~証拠の論点も踏まえて~⑯

1)  中小企業の場合、当該関連法人間の利益移転は手法が定型化しています。それについてのエビデンスを検証していきます。  兄弟会社間でもよいのですが、親子会社間のほうが典型的でわかりやすいため、親子会社間の場合に…

2023/11/16

社長貸付金・社長借入金消去の税務 ~証拠の論点も踏まえて~⑮

Q.形式的貸倒損失のエビデンスについて教えてください。 A.実務上は計上時期の期ズレに係る当局指摘のほうが多いです。そのため、早い段階での形式貸倒れをするか否かの確認が必要となります。本書の性格から期ズレの論点は触…

2023/10/23

社長貸付金・社長借入金消去の税務 ~証拠の論点も踏まえて~⑭

2) 重要情報2 〇貸倒損失/元代表者に対する貸付金等の回収可能性/代位弁済の成否 東京地方裁判所平成24年(行ウ)第811号更正及び加算税賦課決定取消請求事件 平成25年10月3日判決Z263-12301 …

2023/10/06

社長貸付金・社長借入金消去の税務 ~証拠の論点も踏まえて~⑬

1)  事実上の貸倒れの立証は当初申告においても納税者側にあり、疎明力ある証拠資料の保全は必須です。実務では証拠が豊富にあったとしても事実認定に着地することがほとんどなため、証拠保全をするなら、徹底的に行う必要がありま…

2023/09/20

社長貸付金・社長借入金消去の税務 ~証拠の論点も踏まえて~⑫

2) 同族法人間での金銭消費貸借契約も上記と同様です。疎明力を高めるため元本返済、利息の授受について通帳間で行うことを徹底します。同族法人間での合理的な再建計画に基づく無利息貸付の場合、子法人がいかなる事業計画(将来キ…

2023/09/08

社長貸付金・社長借入金消去の税務 ~証拠の論点も踏まえて~⑪

1) 取締役会議事録 (中略) 【議案】 第1号議案 金銭消費貸借契約締結の件(多額の借財(借入)の件)★1 議長は○○○○○○○○○○○○○○○○○○○資金が必要であり、○○○○との間で下記及び別紙の条件…

2023/07/19

社長貸付金・社長借入金消去の税務 ~証拠の論点も踏まえて~⑩

2)  所得税法では、「給与等」の支払をする者は、その支払の際、その給与等について所得税を徴収しなければならない(所得税法183条)、とあります。一方、「報酬」の場合は、限られたもののみが、源泉徴収の対象(所得税法20…

2023/07/03

社長貸付金・社長借入金消去の税務 ~証拠の論点も踏まえて~⑨

1)  分掌変更に係る「法人の経営に従事」とは実質判断に着地します。したがって、証拠の保全には万全を期す必要があります。法人税基本通達9-2-32の具体的な留意点は多岐にわたります。原則として「下記のすべて」を満たした…

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