最近注目を集めている「遺贈寄付」をご存知ですか?
2024/05/07
皆さんは「遺贈寄付」をご存じでしょうか。
遺贈寄付とは、個人が遺言によって本人の財産の全部または一部を公益法人や自治体、NPO法人、学校法人、国立大学法人などの公益団体に寄付することをいいます。
これまで暮らしてきた地域や社会に恩返ししたい、障がい者や遺児の生活をサポートしたい、災害に苦しむ人たちを支援したい・・・そのような思いを実現させるため、人生で残った財産を寄付する仕組みです。
近年、遺贈寄付が注目されるようになった背景には、身寄りのない「おひとりさま」の高齢者の増加や、未婚率の上昇で相続人がいないというケースが増えてきたことが挙げられます。
人はいつ亡くなるか分かりません。また、財産をすべて使い果たして亡くなるのも難しいでしょう。
人生の幕が閉じた後、自身の残った財産を最後の社会貢献のために充てる・・・
これは、非常に有効な寄付の方法だといえます!
最近は、遺贈寄付をテーマにしたセミナーなどを取り上げる団体も増えてきました。
一般社団法人日本相続学会でも遺贈寄付をテーマにしたオープンセミナーを5月21日(火)に開催します。
テーマは、「相続は選ぶ時代へ ~今後求められる遺贈寄付について~」。
講師は、一般社団法人日本承継寄付協会の代表理事で司法書士の三浦美樹先生です。
セミナーの詳細や申込みはこちら。