つみたてNISA 2020年9月末時点で274万口座を突破
2021/01/12
金融庁がこのほど発表した「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査」(2020年9月末時点)によると、一般NISAの口座数は1209万5813口座で、買付額は20兆2060億6899万円となった。
注目したいのは、つみたてNISAの口座数だ。つみたてNISAは、買い付け可能となった2018年1月1日から1年で100万口座を突破し、買付額は927億円に達したが、その後も順調に利用件数が伸びており、2020年9月末時点で274万5490口座、買付額は5613億11092万円。2020年6月末時点(244万3717口座)から3カ月で30万口座以上も増加している。
2020年9月末時点におけるジュニアNISAの口座数は42万1349口座で、買付額は2245億3273万円だった。
なお、2020年度税制改正により、つみたてNISAが5年延長される(2023年(令和5年)まで20年の積立期間を確保)とともに、一般NISAについては一階で積立投資を行っている場合には二階で別枠の非課税投資を可能とする二階建ての制度に見直した上で、5年延長された。