メリービズ 事務所の記帳代行業務をサポート 確定申告期だけの利用もOK
2017/01/23
最近は、関与先の「自計化」を推進する税理士事務所も増えているが、それでも「経理のことは分からない」「時間がない」といった理由から、税理士事務所に記帳を依頼してくる事業主は依然として少なくない。
こうした中、税理士事務所における記帳作業を代行するアウトソーシング会社が人気を集めている。会計・経理アウトソースサービス『メリービズ』を提供するメリービズ㈱(東京・港区、工藤博樹代表取締役社長)もそのひとつだ。
『メリービズ』の主な特長は、①届いた封筒に、②レシートや領収書を入れてポストに投函、③数日後に経理データが届く、といった3ステップで経理が終了する点。「送るだけで経理が終わる」という便利さが人気を集め、サービス開始以来、多くの事業主が利用しているが、同社では「記帳代行業務の効率化」という観点から税理士業界でも活用を呼びかけたところ、確定申告期の利用をはじめ、毎月5~10事務所から新規利用の申込みがあるという。
同サービスは、初期費用なしで、月額9,980円(税抜)から利用可能。税理士事務所の繁忙期である確定申告シーズンだけ利用することもできる。利用料金が安いと、「安かろう悪かろう」というイメージを持たれがちだが、同社の記帳作業は450名以上の在宅スタッフをクラウドソーシング形式で活用。主に簿記2級以上、経理経験3年以上、同社の独自テスト90点以上など、レベルの高いスタッフを確保している。
しかも、スタッフ2人が同じデータを入力し、データの内容が完全に一致していないとアップできない「ダブルエントリーチェック」を採用。厳選されたプロによる高品質の経理データが送られてくる。プライバシーマークなどを取得し、個人情報や会計情報の管理面についても安心の体制が整えられている。
大幅なコスト削減と高い専門性を両立し、経理書類を仕訳・データ化する『メリービズ』。確定申告期を目前に控え、早くも税理士事務所からの問い合わせや申込みが増えているそうだ。