全国の消費税免税店は4万4646店 5年間で約10倍の増加
2018/05/22
観光庁はこのほど、今年4月1日現在の都道府県別消費税免税店数を公表した。
それによると、全国の免税店数は4万4646店となり、昨年10月1日(前回調査)からの半年間で4.3%増の1855店の増加。昨年4月1日からの1年間では、10.2%増の4114店の増加となった。
平成25年4月1日時点の免税店数は4622店だったので、この5年間で消費税の免税店数は10倍近くも増えていることが分かる。
エリア別で見ると、今年4月1日時点における三大都市圏(東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・京都・兵庫)の免税店は2万7528店。その他の地域の免税店は1万7118店だった。昨年10月1日(前回調査)からの半年間で、三大都市圏では4.5%、地方では4.1%増加。また、昨年4月1日からの1年間では、三大都市圏で10.4%、地方で9.7%の増加となった。
なお、観光庁では、「明日の日本を支える観光ビジョン」(2016年3月30日明日の日本を支える観光ビジョン構想会議決定)、それを踏まえた「観光立国推進基本計画」(2017年3月28日閣議決定)において、地方の免税店数について、2018年に2万店規模へ増加させることを目標に掲げている。