平成30年度のふるさと納税 個人住民税の控除額は2456億円
2020/02/26
総務省はこのほど、平成30年度(平成29年1月1日~同年12月31日)のふるさと納税(寄附)に係る寄附金税額控除の適用状況を公表した。寄附金額は、個人住民税の寄附金税額控除が適用されたもので、寄附金を受領した地方団体ごとの集計ではなく、寄付者の居住する地方団体ごとの集計となっている。
それによると、全国の適用者数は296万4887人で、寄付金額は3495億4114万2000円、控除額は2456億6225万4000円だった。控除額のうち道府県民税分は846億3799万9千人、市町村民税分は1610億2425万5000円となった。
都道府県別で控除額が最も多かったのは東京都の649億4815万6000円(適用者数:64万1164人)。次いで、神奈川県の256億9403万2000円(同:31万6226人)、大阪府の213億6544万円、愛知県の179億9665万7000円(同:21万6422人)、千葉県の133億3465万円(同:16万9765人)、埼玉県の131億5830万1000円(同:17万9103人)となっている。これら1都1府5県において控除額が100億円を超えている。