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平成30年度法人税の申告所得金額は過去最高73兆3865億円

2019/10/25

 国税庁はこのほど、平成30事務年度の法人税等の申告(課税)事績を公表した。

 それによると、平成30年4月1日から平成31年3月31日までに終了した事業年度に係る申告について、令和元年7月までに申告があった法人税の申告件数は292万9千件(前年度:289万6千件)。その申告所得金額の総額は73兆3865億円で、前年度に比べて2兆6188億円(3.7%)の増加となり、これで9年連続の増加となった。申告税額の総額は12兆7922億円(同:12兆4730億円)だった。

 黒字申告件数は101万7千件(同:99万件)で、黒字申告割合は前年度より0.5ポイント上昇の34.7%となり、8年連続の上昇となった。

 一方、申告欠損金額は13兆541億円(同:13兆7101億円)で前年対比95.2%。赤字申告1件当たりの欠損金額は682万7千円(同:719万4千円)で前年対比94.9%だった。

 平成30年事務年度における源泉所得税等の税額は19兆1437億円で、前事務年度から9920億円(5.5%)増加し、2年連続の増加となった。主な所得についてみると、給与所得の税額は3838億円(3.5%)増加、配当所得の税額は7835億円(18.4%)増加した。

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