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相続税の課税割合が初の1割超え 申告税額は3兆2446億円

2025/12/25

 国税庁がさきごろ公表した令和6年分の相続税の申告状況によると、令和6年分の1年間(令和6年1月~12月)における被相続人数(亡くなった人)は160万5378人で、前年分157万6016人よりも2万9362人増えて過去最高となった。

 相続税の課税対象となった被相続人数は、前年分15万5740人より1万990人増加の16万6730人。課税割合は10.4%(前年分9.9%)となり、いずれも過去最高。課税割合は初めて1割を超えた(令和6年分は令和7年10月31日までに提出された申告書に基づき作成している)。

 令和6年分の課税価格の合計は23兆3846億円で、前年分21兆6335億円から1兆7511億円の増加。税額は3兆2446億円で、前年分3兆53億円から2393億円の増加となった。被相続人1人当たりの課税価額は1億4025万円(同1億3891万円)、税額は1946万円(同1930万円)だった。

 相続財産の金額の構成比を見てみると、「現金・預貯金等」34.9%、「土地」30.2%、「有価証券」17.8%、「家屋」4.8%、「その他」12.3%となっている。

 東京局管内における相続税の課税対象者は5万3379人(前年分4万9356人)、課税割合は16.2%(同15.4%)、税額は1兆4250億円(同1兆3465億円)。

 大阪局管内の課税対象者は2万6834人(同2万5170人)、課税割合は10.5%(同10.1%)、税額は5171億円(同4881億円)。

 名古屋局管内の課税対象者は2万3684人(同2万2274人)、課税割合は13.0%(同12.5%)、税額は3689億円(3661億円)となっている。

 国税が発表した「令和6年分相続税の申告事績の概要」はこちら

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