経産省 レジメーカー等と軽減税率対応強化に向けて特別会合を開催
2019/05/23
10月から予定されている消費税率の引き上げと軽減税率制度の開始に対応するため、飲食店などの事業者の動きが慌ただしくなってきた。こうした中、経済産業省でも中小企業や小規模事業者の軽減税率対応の強化・加速化のために、事業者向けの支援や広報などに力を入れている。
5月21日には、主要なレジメーカーやシステムベンダーの代表などと「消費税軽減税率対応への強化・加速化に向けた特別会合」を開催。消費税軽減税率対応に向けた取組み更なる強化・加速化に向けて協力を呼びかけた。
具体的な内容としては、各社の顧客のうち、中小企業・小規模事業者で軽減税率対象商品を取り扱う事業者である潜在顧客数を把握し、それらの顧客への営業方針の強化を依頼したほか、営業活動やメンテナンスで顧客を訪問する際、経済産業省作成の広報資料などを活用するなど、あらゆる機会を通じての周知や支援措置の積極的な活用を呼びかけた。
また、国内すべての地域の事業者が対応する必要があるため、各地に広くサービス・販売ができるような体制構築のほか、中小企業・小規模事業者に対して販売前ならびに販売後も十分なサポートが提供できるよう万全のサポート体制の構築をお願いした。