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IT導入補助金2019公募スタート! 会計ソフト、クライドシステムetc

2019/05/28

 中小企業の経営者や税理士業界でも話題を集めた「IT導入補助金」の2019年の公募が5月27日(月)から始まった。

 IT導入補助金は、「サービス等生産性向上IT導入支援事業」の通称。大企業と比べてIT化が遅れている中小企業・小規模事業者などに対し、経営課題やニーズに合ったITツール(ソフトウエア、サービス等)を導入する経費の一部を補助することで、業務効率化や売上アップなどをサポートすることが同事業の目的だ。

 飲食・宿泊・卸売・小売・建設・運輸・医療・介護・保育をはじめ、幅広い業種の中小企業・小規模事業者が対象となっており、補助金の対象となるITツールは、経理を効率化する会計ソフトや顧客情報を一元管理するクラウドシステム、職員間のコミュニケーションシステム、飲食店のセルフオーダーシステムなど。

 本年度の補助金申請は「A類型」「B類型」の2つの申請類型に区分され、それぞれ補助率は1/2以内で、A類型の補助額は40万円~150万円未満、B類型の補助額は150万円~450万円となっている。前年より上限額が大幅に増加したが、2019年の一次公募の補助予定件数は6000件(前年は約13万件)を予定しており、厳しい採択率になることが見込まれる。

 A類型の申請期間は6月12日(水)まで。B類型は6月28日(金)まで。中小企業・小規模事業者向けに公募要領のポイントを分かりやすくまとめた「かんたん解説!IT導入補助金2019」がホームページに掲載されているので確認しておきたい。

 「かんたん解説!IT導入補助金2019」はこちら

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