日税グループは、税理士先生の情報収集をお手伝いします。日税ジャーナルオンライン

MENU

税務ニュースTaxation Business News

国税庁 令和3年度の機構・定員要求 純増要求数は84人

2020/10/13

 国税庁はこのほど、税務行政に係る制度および環境の変化を踏まえた「令和3年度の機構・定員要求」について公表した。

 それによると、令和3年度定員要求については、「軽減税率制度実施等への対応」、「租税回避等への対応」、「『新たな日常』の実現に向けた対応」、「日本産酒類の輸出促進への対応」などの観点から1227人の増員要求を行った(時限の定員に係る増員要求34 人を含む)。

 一方、令和3年度の国税庁の定員合理化目標数は1143人とされており、この結果、令和3年度定員の純増要求数は84 人となった。

 令和3年度の主な機構要求では、ICT化への対応として国税庁に課長補佐、東京局に情報処理管理官と主任査察情報技術専門官(仮称)を置く。

 国際化への対応のため、大阪局に国際監理官、東京局に特別国税徴収官。調査・徴収事務の複雑化等への対応として、国税局に納税専門官(仮称)、税務署に消費税専門官(仮称)を新設する。

 なお、再任用短時間勤務職員用の機構として、国税局に主任国税管理官(仮称)、納税専門官(仮称)を新設する。

PAGE TOP