つみたてNISAの口座数が3カ月間で11.2%増加 金融庁調査
2020/10/14
金融庁はこのほど、「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査」(2020年6月末時点)を発表した。調査対象は、一般NISA取扱全金融機関683法人、つみたてNISA取扱全金融機関567法人、ジュニアNISA取扱全金融機関322法人。
それによると、2020年6月末時点における(一般・つみたて)総口座数は1445万966口座となり、3カ月前の同年3月末時点(1405万5856口座)から2.8%増加となった。
注目したいのは、つみたてNISAの口座数だ。同年3月末時点では219万6808口座だったが、2020年6月末時点では244万3717口座となり、3カ月間で11.2%も増加した。年代別に増加率を見ると、20歳代が最も高く19.2%(40万9627口座)。次いで30歳代13.1%(64万8327口座)、40歳代9.3%(62万6904口座)となっている。
なお、一般NISAの口座数は、同年3月末から1.2%増加の1200万7249口座。ジュニアNISAの口座数は6.8%増加の38万3073口座となった。
一般NISAの買付額は、同年3月末から2.7%増加の19兆6958億5694万円。つみたてNISAの買付額は22.6%増加の4577億5666万円。ジュニアNISAの買付額は7.7%増加の2070億3595万円となっている。