ふるさと納税 2018年寄付額は5127億円 泉佐野市は497億円
2019/08/07
総務省はこのほど、2018年度のふるさと納税の受入額（寄付額）が約5127億円だったと発表した。これは前年度比約1.4倍で、6年連続で過去最高を更新した。寄付件数は前年度から約592万増え、過去最多の約2322万件となった。
都道府県別に寄付額を見てみると、最も多かったのは大阪府の656億3500万円。次いで、北海道の503億5900万円、佐賀県の424億4100万円、静岡県の383億2700万円、福岡県の310億2500万円、和歌山県の302億9800万円と続いている。
市区町村別では、アマゾンギフト券を返戻品としたキャンペーンで注目された大阪府泉佐野市が497億5300万円とダントツ首位。そのほか、静岡県小山町が250億円6300万円、和歌山県高野町が196億3700万円、佐賀県みやき町が168億3400万円となった。
ふるさと納税の返礼品については、寄付額の3割以下の地場産品に制限する新制度が始まったが、泉佐野市など上位の４団体は、過度な返戻品などが問題視され、新制度の初年度において総務省が不指定とした。
