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チャットボット(ふたば)による確定申告の相談スタート

2024/01/10

 国税庁はチャットボットを利用した所得税の確定申告に関する相談を1月4日(木)から開始した。

 チャットボットとは、「チャット(会話)」と「ロボット」を組み合わせた言葉で、質問したいことをメニューから選択するか、自由に文字で入力すると、AI(人工知能)を活用して自動で回答するもの。税務職員の「ふたば」というキャラクターが、所得税の確定申告において問い合わせが多い「よくある質問」に回答する。

 所得税の確定申告に関する相談としては、確定申告の手続に関すること、給与所得・年金の所得に関すること、配当所得・株式の譲渡所得に関すること、不動産の譲渡所得に関すること、医療費控除・住宅ローン控除に関すること、社会保険料控除・小規模企業共済等掛金控除・生命保険料控除・地震保険料控除・寄附金控除(ふるさと納税)・雑損控除・寡婦・ひとり親控除・勤労学生控除・障害者控除・配偶者(特別)控除・扶養控除・基礎控除に関すること、e-Taxや確定申告書等作成コーナーの操作に関すること、令和5年分の税制改正に関することなど。

 土日や夜間でも利用できるほか、24時間いつでも利用できる(メンテナンス時間を除く)。チャットボットは令和5年分に対応しており、過去の年分には対応していない。また、日本国内の居住者に適用される所得税を前提にしているため、非居住者には対応していない。

 なお、消費税の確定申告に関する相談(令和5年分)は、令和6年2月1日(木)に開始される予定だ。

 チャットボット(ふたば)の詳細はこちら

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