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事業承継補助金 M&Aタイプ119件、経営者交代タイプ224件を採択

2018/09/19

 中小企業庁はこのほど、平成29年度補正予算事業承継補助金「事業再編・事業統合支援型~M&Aタイプ~」の一次公募および「後継者承継支援型~経営者交代タイプ~」の二次公募の採択結果を公表した。

 「事業承継補助金」は、事業再編、事業統合を含む経営者の交代を契機として経営革新等を行う事業者に対し、その取組みに要する経費の一部を補助することで、中小企業の世代交代を通じた日本経済の活性化を図ることを目的としたもの。

 事業承継を契機として経営革新等に取り組む場合、経営者交代タイプは補助上限額として200万円(または150万円)が補助され、新しい取組みに加えて事業所や既存事業の廃止等を伴う場合は300万円(または225万円)が上乗せとなる。M&Aタイプの場合は、補助上限額が600万円(または450万円)、上乗せ額は600万円(または450万円)となっている。

 今回は、平成30年7月3日から同年8月17日まで公募が行われ、外部審査委員会による厳正な審査の結果、M&Aタイプは220件の申請から119件を、経営者交代タイプは273件の申請から224件を採択した。

 なお、現在、M&Aタイプの二次募集、経営者交代タイプの三次募集を行っている。公募期間は平成30年9月26日(水)まで。公募の詳細や補助金の対象要件などが掲載された事業承継補助金のホームページはこちら

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