全国の消費税免税店は4万532店 1年間で5330店の増加
2017/05/31
観光庁はこのほど、今年4月1日現在の都道府県別消費税免税店数を公表した。
それによると、全国の免税店数は4万532店となり、昨年10月1日(前回調査)からの半年間で4.9%増の1879店の増加。昨年4月1日からの1年間では、15.1%増の5330件の増加となった。
平成24年4月1日時点の免税店数は4173店だったので、この5年間で消費税の免税店数は10倍近くも増えていることが分かる。
エリア別で見ると、今年4月1日時点における三大都市圏(東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・京都・兵庫)の免税店は2万4931店。その他の地域の免税店は1万5601店だった。昨年4月1日時点の免税店数と比較すると、三大都市圏で14.9%、地方で15.5%の増加となった。
なお、観光庁では、「明日の日本を支える観光ビジョン」(2016年3月30日明日の日本を支える観光ビジョン構想会議決定)、それを踏まえた「観光立国推進基本計画」(2017年3月28日閣議決定)において、地方の免税店数を2018年までに2万店規模へ増加させることを目標に掲げている。