平成30年度 国税専門官の合格者は3479人で過去最高
2018/08/29
人事院はこのほど、平成30年度国家公務員採用試験(専門職試験・大卒程度)6種類の合格者を発表した。
平成30年度の専門職試験(大卒程度)の合格者数は合計5226人(昨年度4801人)。このうち、女性の合格者数は1945人(同1762人)で、女性の割合は37.2%(同36.7%)となり、昨年度より0.5ポイント増加した。
専門職試験6種類のうち、申込者数が最も多かったのは「国税専門官」で1万5884人。合格者は3479人で、昨年度より138人増えて過去最高となった。女性の申込者数は5745人で、合格者数は1277人(同1255人)と過去最高。合格者に占める女性の割合は36.7%(同37.6%)で、こちらも過去最高となった。
そのほかの合格者の状況は以下のとおり。
○皇宮護衛官採用試験(大卒程度試験)
合格者数72人(昨年度42人)。女性の合格者数は15人(同8人)で過去最高。
○法務省専門職員(人間科学)採用試験
合格者数475人(昨年度346人)。女性の合格者数は228人(同139人)でいずれも過去最高。
○財務専門官採用試験
合格者数526人(昨年度527人)。女性の合格者数は180人(昨年度177人)。
○食品衛生監視員採用試験
合格者数62人(同67人)。女性の合格者数は30人(同36人)。
○労働基準監督官採用試験
合格者数612人(同478人)。女性の合格者数は215人(同147人)でいずれも過去最高。