11月19日に函館・多治見税務署の職員の新型コロナ感染が判明
2020/11/20
国税庁は11月19日、札幌国税局管内の函館税務署の職員と名古屋国税局管内の多治見税務署の職員が同日、新型コロナウイルス感染症に感染したことを公表した。
函館税務署の職員は、主に税務署内において事務処理に従事するほか、11月16日の業務において納税者等と接触する機会があったが、マスク着用等の感染予防策を講じていた。また、11月18日以降は、自宅待機等のため税務署での勤務はなかったという。
多治見税務署の職員は、主に税務署内部での事務処理に従事するほか11月6日、11月9日から11日、11月13日に相談業務等において納税者等と接する機会があったが、マスク着用等の感染予防策を講じていた。また、11月17日以降は自宅待機のため税務署での勤務はなかった。
函館税務署、多治見税務署ともに毎日、総合窓口の消毒・清掃を行っているほか、それぞれ感染した職員が従事していた区画を中心に改めて広範に消毒・清掃を実施。さらに、感染した職員と接触のあった職員に対し自宅待機を指示している。函館税務署、多治見税務署ともに保健所と相談の上、現在、総合窓口業務を通常どおり行っている。
なお、大阪国税局管内の須磨税務署では、11月18日の保健所からの連絡により、11月12日の13 時半から15時時頃にかけて同署を訪れた人が新型コロナウイルス感染症に感染していることが判明。須磨税務署でも毎日、総合窓口の消毒・清掃を行っているが、11月18日15時30分から総合窓口業務を一時中断し、保健所と相談の上、来署した人がいた区画を中心に改めて広範に消毒・清掃を実施。保健所から濃厚接触者の認定を受けた職員に自宅待機を指示している。須磨税務署では保健所と相談の上、11月19日から業務を再開している。