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2年分確定申告のチャットボットへの質問は420万件

2021/07/19

 国税庁では24 時間いつでも税に関する相談ができる「税務相談チャットボット」を2020年度から導入しているが、国税庁がさきごろ公表した「国税庁レポート2021」によると、令和2年分の確定申告に関するチャットボットの質問件数が420万件に達したことが分かった。

 チャットボットとは、「チャット」と「ロボット」を組み合わせた言葉で、AI(人工知能)を活用した会話プログラムのこと。税に関する質問をメニューから選択するか、自由に文字入力すると、税務職員「ふたば」というキャラクターが質問に対して回答する仕組みとなっている。

 令和元年分の確定申告に関する質問は、チャットボット導入から間もないということで37万件だったが、わずか1年で10倍以上の伸びを見せた。

 なお、国税に関する一般的な質問や相談は、各国税局に設置する電話相談センターにおいて、国税局の職員が集中的に受け付けているほか、国税庁ホームページでは、よくある税の質問に対する一般的な回答を掲載した「タックスアンサー」から情報提供を行っている。

 令和2年度における電話相談センターの相談件数は582万件(前年度551万件)、タックスアンサーへのアクセス件数は7875万件(同7368万件)だった。

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