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2017年分路線価 トップは銀座5丁目鳩居堂前の4032万円

2017/07/06

 国税庁は7月3日、相続税や贈与税の算定基準となる2017年分(今年1月1日時点)の路線価を発表した。それによると、同年分の最高路線価は、東京都中央区銀座5丁目の「鳩居堂前」で、1平方メートルあたりの価格が4032万円。前年分の3200万円から26%上昇となった。

 そのほか、東京国税局の各税務署管内における最高路線価を見ると、新宿署は2448万円(新宿区新宿3丁目新宿通り)、麹町署が2395万円(千代田区丸の内2丁目大名小路)、四谷署は2280万円(新宿区新宿3丁目新宿通り)、渋谷署が2160万円(渋谷区宇田川町渋谷駅側通り)となっている

 関西の最高路線価を見ると、大阪市北区角田町(御堂筋)で、前年分より15.7%増の1176万円。一方、対前年変動率では、訪日外国人客で賑わっている大阪市中央区心斎橋筋2丁目(心斎橋筋)が36.0%上昇して968万円となった。また、大阪市北区大深町(JR大阪駅北側)も26.5%上昇して712万円と好調に伸びている。

 都道府県庁所在都市の最高路線価で目立ったのは、東京・銀座の鳩居堂前と大阪・北区の御堂筋のほか、横浜市西区南幸1丁目(横浜駅西口バスターミナル前通り)の904万円、名古屋市中村区名駅1丁目(名駅通り)の880万円、福岡市中央区天神2丁目(渡辺通り)の630万円、京都市下京区四条通寺町東入2丁目御旅町(四条通)の392万円、札幌市中央区北5条西3丁目(札幌停車場線通り)の368万円などで、路線価が前年分よりも10~20%上昇している。

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