NISA利用状況 一般は1176万口座、つみたては188万8946口座
2020/02/25
金融庁がこのほど発表した「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査」(2019年12月末時点(速報値))によると、一般NISAの口座数は1176万6629口座で、買付額は18兆3830億2631万円となった。
また、つみたてNISAの口座数は188万8946口座で、買付額は2973億1278万円だった。つみたてNISAは、買い付け可能となった2018年1月1日から1年で100万口座を突破し、買付額は927億円に達したが、その後も順調に利用件数が伸びている。
2019年12月末時点におけるジュニアNISAの口座数は35万3080口座で、買付額は1654億8762万円だった。
なお、2020年度税制改正において、NISA制度については少額からの積立・分散投資をさらに促進する方向で制度の見直しが行われつつ、口座開設可能期間が延長される。具体的には、つみたてNISAは5年延長される(2023年(令和5年)まで20年の積立期間を確保)とともに、一般NISAについては、一階で積立投資を行っている場合には二階で別枠の非課税投資を可能とする二階建ての制度に見直した上で、5年延長される。ジュニアNISAについては、期間を延長せずに2023 年(令和5年)末で終了となる。