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令和6年分民間平均給与 478万円で4年連続の上昇

2025/10/09

 国税庁が公表した「令和6年分民間給与実態統計調査結果」によると、1年を通じて勤務した給与所得者数は前年より60万人増加の5137万人。その平均給与は478万円で前年より18万円多く、4年連続の上昇となった。

 男女別では、男性の平均給与が587万円で前年より18万2千円の増加。女性は333万円で前年より17万4千円増加した。1年を通じて勤務した給与所得者の平均賞与は、前年より3万2千円増えて75万円。男女別では男性が前年より3万3千円増えて96万円、女性は2万8千円増えて47万円となった。

 雇用形態別で見ると、正社員の平均給与は前年より14万6千円多い545万円、パートやアルバイトなど正社員以外は前年より4万4千円増えて206万円となっている。

 業種別でみると、平均給与が最も高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」の約832万円で、「金融業、保険業」約702万円、「情報通信業」約659万円と続く。一方、最も低いのは「宿泊業、飲食サービス業」の約279万円で、次いで「農林水産・鉱業」約348万円、「サービス業」約389万円となった。

 なお、1年を通じて勤務した給与所得者のうち、源泉徴収により所得税を納税している者は3753万人、その割合は73.1%(前年比13.3ポイント減)だった。また、その税額は11兆363億円で前年より7379億円の減少となった。

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