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AYA世代とがんの関係

2025/02/19

「AYA世代」という言葉を聞いたことがありますか?

Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)の頭文字をとったもので、主に15歳から39歳までを指しており、"アヤ"とよばれます。 がん医療においてよく用いられる言葉で、この世代のがん罹患者の約8割が女性という結果が出ています。(私はまさにこのAYA世代女性に属します。)

AYA世代は就学、就職、結婚、子育てなどのライフイベントがあり、ライフステージが大きく変化する時期です。そのため小児期(~14歳)と成人期(40歳代~)とは異なる様々な課題に直面します。

もし、このような時期にがんと診断されてしまったら・・・

・学校、会社に行ける?
・子供を産める?
・小さい子供を育てながら治療に専念できる?
・貯金が少ない中、これからどう生活すればいい?

きっと、抱えきれないほどの不安に直面するでしょう。特に、18歳未満が対象の小児医療の助成制度と40歳以上が対象の介護保険金制度のはざまに位置するため、公的な補助が手薄になり、経済的な負担が生じる可能性は高くなります。

こうした経済的な不安を解消できるのが、がん保険や医療保険、所得補償保険などです!

中でも、がん保険は、治療のたびにまとまったお金が受け取れるものや、それ以降の保険料が免除されるものもあります。年齢が若いほど保険料も安いので、お守りとして加入しておくことをお勧めします。

私は就職した際に月々1200円ほどの保険料でがん保険に加入し、30歳になったタイミングで見直しを行い、保障を少し手厚くしました。すると、見直しをした1年後に初めて行った子宮頸がん検診で「要精密検査」という結果が・・・。しばらく生きた心地がしませんでした。
大事には至らなかったものの、前述のとおり様々な不安に直面しましたし、何より、がん保険の見直しをしておいて本当によかったと、心から思いました。

「まだ若いから大丈夫」「がんは中高年がなるもの」「仕事が忙しくて時間がない」

そんなふうに検診を後回しにしているAYA世代も少なくないと思います。

万が一の備えも大切ですが、何よりも病気の早期発見が一番です。

ご自身のため、そして家族のためにも、ぜひ検診に行くことをお勧めします。

執筆/元保険営業担当U

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