「典型契約の税法務 弁護士のための税法×税理士のための民法」
2018/08/22
青山学院大学法学部の中村芳昭名誉教授と同大学の三木義一学長が監修した書籍「典型契約の税法務 -弁護士のための税法×税理士のための民法-」が注目を集めている。
最近、民法と税法の関係をまとめた書物が増えてきたが、これまでの解説書は民法税法の相互関係の基本的な部分の解説にとどまるものが多かった。本書は、各種契約内容に深く言及し、その法律関係から生じる課税問題を多面的に検討しており、従来にない詳しい解説となっている。
三木学長はあとがきで、「従来の解説書で概要を理解され、さらに個別ケースについては本書で確認いただくような利用をしていただければ嬉しく思います」、「税理士さんや弁護士さんが税法と民法の会計を適切に踏まえた課税関係を主張できれば、不合理な課税が未然に防げます。本書がそのような機能をもつことを願っています」と記している。
「典型契約の税法務 弁護士のための税法×税理士のための民法」
監修:中村芳昭、三木義一
発行所:日本加除出版 価格:4800円(税別)