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全国初! 大阪市が「LINE Pay 請求書支払い」による市税収納を開始

2018/11/27

 大阪市では納付時の利便性を向上させる取組みとして、コミュニケーションアプリ「LINE」上で展開する「LINE Pay 請求書支払い(スマホのおサイフサービス)」による市税の収納を今年12月14日から開始する。「LINE Pay 請求書支払い」で税金の支払いが可能になるのは全国初。

 対象となる税目は全税目(個人市・府民税(普通徴収)、個人市・府民税(特別徴収)、固定資産税、都市計画税(土地・家屋)、固定資産税(償却資産)、軽自動車税、法人市民税、事業所税、市たばこ税、入湯税)。

 納付手続きには、「コンビニ収納用バーコード」が印刷された納付書(1枚あたりの金額は5万円未満まで)とスマートフォンの「LINE」アプリが必要となる。具体的な利用方法は次のとおり。

①「LINE」内の「ウォレット」から「LINE Payをはじめる」を選択し、登録を行う。
②銀行口座やコンビニエンスストア、セブン銀行ATMなどからチャージを行う。
③スマートフォンの「LINE」アプリから「ウォレット」内の「請求書支払い」を選択。
④「請求書支払い」の画面が表示されるので「次へ」をタップ。
⑤「コードリーダー」が起動するので、納付書のバーコードをスキャンする。
⑥スキャンした内容が表示されるので、支払情報を確認し、「決済」をタップしてパスワードを入力すると、支払が完了。

 現在、大阪市では、市税の収納方法として金融機関での窓口納付や口座振替、コンビニ、ATM、インターネットバンキング、クレジットカード納付、スマートフォンでリアルタイムに銀行口座から引落しができるサービス(ペイビー「PayB」)などを導入している。今回、新たに「LINE Pay 請求書支払い」を導入し、若年層を中心に幅広い年齢層に利用されることで、納期までに市税を納付する人の増加が期待されている。

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