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京都市 スマホ決済アプリによる納税をスタート

2020/07/09

 京都市はさきごろ、市税のスマートフォン決済アプリによる納税を開始した。

 すでに京都府では、自宅や事務所から外出せずに納税できる方法として、クレジットカード納税やネットバンキング納税を導入しているが、スマホ決済アプリが普及している状況に加え、新型コロナウイルス感染症対策としても効果的であることから、今回、新たな納付手段として「PayPay」、「LINE  Pay」、「PayB」によるスマホ決済を導入し、納税者の利便性の向上を図ることとした。

 対象となる市税は、個人市・府民税(普通徴収)、固定資産税・都市計画税(土地・家屋、償却資産)、軽自動車税(種別割)。利用できる納付書は、1枚あたりの金額が30万円を超えないもので、バーコードが記載されているもの。利用料は無料。

 スマホアプリ納付では領収証書が発行されないほか、納付後に納税証明書を発行できるようになるまで3週間程度かかる。そのため、領収証書が必要な場合や、すぐに納税証明書が必要な場合は、納付書裏面に記載されている金融機関やコンビニエンスストアなどの窓口で納付するように呼びかけている。

 なお、京都市はPayPay株式会社ならびに合同会社KICSと協定を締結しており、PayPayを利用すると、決済金額の1%が京都創生の取組みに活用される。

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