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会計事務所の即戦力となるロボットを3体選べる『さむらいプラン』

2023/12/04

 慢性的な人手不足、一人当たりの仕事量の増加、繁忙期における時間外労働――、会計事務所が抱える共通の課題といえるが、こうした課題を解決するため、職員が行っている単純作業をロボットに代行させるRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入するところも出てきた。

 ただ、RPAを導入する場合、システムの購入費のほかに、ロボットを開発するための時間やコストも必要となる。また、苦労してロボットを開発したものの、上手く運用することができないケースも多く、「RPAの導入はハードルが高い」というイメージがあった。こうした中、「士業RPA BizRobo!協会」(代表理事=佐久間隆税理士)が提供するRPAの「さむらいプラン」が注目を集めている。

 さむらいプランとは、同協会が所有するロボットを3体まで月額33,000円(税込)で利用できるもの(初期設定費用:10万円)。ロボットは、会計事務所の日常業務における課題解決を目的に作られているため、会計事務所にフィットした実用性の高いロボットとなっている。システムなどを別途購入する必要はなく、すぐに使える状態でロボットを入手できるため、事務所の即戦力として期待できる。

 「例えば、同じ会計システムを使っている事務所では、似たような作業を自動化させたいと考えますので、結果として、同じようなロボットを作ってしまいます。時間やコストをかけて、同じものを作るのであれば、最初から完成したロボットを使ってもらうほうが良いのではないかと考え、さむらいプランの提供を始めました」(佐久間税理士)。

 同協会が所有するロボットのひとつとして、まず、会計システムから申告システムへのデータ転記がある。佐久間税理士の事務所では、会計業務と申告業務において異なるシステムを利用していたため、会計業務完了後、その数値を申告システムに手入力していた。繁忙期には、その転記作業にかなりの負荷がかかっていたことから、それを解決するためにロボットを開発。繁忙期の残業を大幅に削減することができたほか、ヒューマンエラーもなくなったという。具体的には、このロボットだけで年間200時間を削減することができたそうだ。

 そのほか、電子申告を終えた確定申告書のPDF化と保存を行うロボットがある。佐久間税理士の事務所では、電子申告完了後、申告書の製本作業に1件当たり10~15分ほどかかっていた。これを、『申告システムにログインし、顧客情報を検索、データの保存場所まで移動し、出力を行う』といった一連の工程をロボットに任せることで、スタッフの業務負担が大幅に軽減。この作業だけでも年間200時間ほど削減され、確定申告書の納品スピードも格段に上がったという。

 さむらいプランについて、佐久間税理士は「少数精鋭の事務所ほど利用していただきたい」と呼びかける。「多くの事務所が人の採用に頭を悩ませています。中には、少数精鋭でやっていくという事務所もありますが、それでも紹介などで新規顧客が増えれば、一人当たりの仕事量は増えてきます。お金や時間をかけず、業務を自動化できるところはロボットに任せる。単純作業から解放されることで、お客様により付加価値の高いサービスを提供することができるはずです。さむらいプランを通じて、税理士業務を次世代の働き方にアップデートするお手伝いができると嬉しいですね」。

 士業RPA BizRobo!協会のホームぺージはこちら

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