小規模事業者持続化補助金(第13回分)の採択は8729件
2023/12/01
中小企業庁は11月27日、「小規模事業者持続化補助金(第13回締切分)」の採択発表を行った。
同補助金は、小規模事業者等が、持続的な経営に向けた経営計画に基づく販路開拓などの取組みや、地道な販路開拓などと併せて行う業務効率化の取組みを支援するため、経費の一部を補助するもの。
事例としては、古民家をカフェとして営業するために厨房を増設。加えて、地元飲食店とのコラボメニュー開発や、地域住民の協力を得て様々なイベントをカフェで開催するケース。また、蕎麦屋が地元特産のかき揚げをセットメニューに追加するため、高性能フライヤーを導入。新規顧客の増加、顧客単価アップを目的として地元メディアに広告を出稿するケースなどで活用できる。
補助上限は50~200万円で、免税事業者から適格請求書発行事業者に転換する場合、一律に50万円の補助上限の上乗せが行われる(最大250万円)。
第13回締切分となる今回は、令和5年3月10日から募集を開始しており、同年9月7日に第13回公募分を締め切った。申請のあった1万5308件について外部有識者による厳正な審査を行った結果、8729件の採択事業者を決定した。