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マラソン塾

Vol.23 身体のケア④

2017/10/18

 今回で長かった『身体のケア』シリーズも4回目で最終回となります。これまでケースごとにお伝えしてきましたが、それはあくまで「対処療法」。本当に意識してほしいポイントは、痛くなる前に全身のバランスを整えることです。そこで、普段から以下の点に注意してトレーニングやケアを行ってほしいと思います。

<チェックポイント>

・腹筋を鍛え、体幹を使えるようにする
⇒脚だけでなく、体幹・体全体で衝撃を支えることができるようにしましょう。腹筋と言っても、回数をこなしてバキバキに鍛える必要はありません。例えば走る前に少し刺激して、腹筋が意識できるようにするといいと思います。

・普段から姿勢を意識する
⇒普段の姿勢が悪い人が、走る時だけ姿勢を良くするのは難しいこと。日常的に背筋を伸ばして腹筋に力が入るようにすることで、走りにも、日々の健康にもプラスになるでしょう。

・着地衝撃を抑えられるように意識する
⇒「蹴る」「飛ぶ」ような走りでなく、「押す」「進む」ような走りへ。なかなか難しいですが、上下動を抑えることをイメージして、足の接地は身体の真下で行うよう意識しましょう。

<ケアについてのまとめ>
 人間の身体は全身の筋肉や腱、骨が繋がって成り立っています。例えば膝の痛みが出たときにも、その膝の周辺だけでなく、腰や背中、肩の固さなどが原因になっているかもしれません。そのような意識をもって、全身のバランスが良くなるよう心がけてもらえればと思います。

 ケアが上手になれば、時間を掛けてお金を払ってマッサージや治療に行く必要もなくなり、時間もお金も節約できます。また右が固いとか左が固いとかいう身体の癖や、調子の良し悪しといった今のコンディションが分かってくるので、故障せずに目標達成をする可能性が高まります。最初は分からないことも多いかと思いますが、継続するうちに徐々に自分の身体に詳しくなって、セルフケアも上手にできます。ぜひケアを心がけて、走力アップを図っていきましょう!

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