日税グループは、税理士先生の情報収集をお手伝いします。日税ジャーナルオンライン

MENU

税務ニュースTaxation Business News

金融庁 NISA・ジュニアNISA口座の利用状況を公表

2016/10/03

 金融庁は9月30日、「NISA・ジュニアNISA口座の開設・利用状況調査」(平成28年6月末時点)を発表した。調査対象は、NISA取扱全金融機関695法人、ジュニアNISA取扱全金融機関338法人。

 それによると、平成28年6月末時点におけるNISA(少額投資非課税制度)口座の総数は、1029万6622口座となり、3カ月前の同年3月末時点(1012万809口座)から1.7%増加となった。NISA買付額の総数は8兆3761億7946万円で、同年3月末時点(7兆7513億2758万円)から8.1%増加している。

 年代別に口座数を見ると、最も多いのが「60歳代」で全体の26.0%を占めた。次いで、「70歳代」19.1%、「50歳代」16.9%、「40歳代」15.0%、「30歳代」10.0%、「20歳代」4.5%となっている。

 また、NISA買付額を商品別に見てみると、「投資信託」が最も多く5兆1700億4471万円で、全体の61.7%を占めている。次いで、「上場株式」が2兆9921億6752万円(35.7%)、「ETF(上場投資信託)」が1413億3384万円(1.7%)、「REIT(不動産投資信託)」は726億3339万円(0.9%)だった。

 一方、ジュニアNISAの口座数は、平成28年6月末時点で13万8672口座となり、同年3月末時点の7万8168口座から大きく伸ばしている。商品別で見ると、総額122億472万円のうち、「投資信託」が74億5351万円で全体の61.1%を占めた。そのほか、「上場株式」が43億9657万円(36.0%)、「ETF」が2億5406万円(2.1%)、REITが1億58万円(0.8%)だった。

 年代別で見ると、最多は「11~15歳」の35億6032万円(29.2%)。次いで、「16~20歳」が30億8519万円(25.3%)、「6~10歳」が27億5084万円(22.5%)、「1~5歳」が21億7020万円(17.8%)、「0歳」2億7460万円(2.2%)だった。

PAGE TOP