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税務の勘所Vital Point of Tax

税務の勘所一覧

2016/09/29

相続トラブルを回避する遺言書のポイントと注意点

遺言書で争いを防止する 子どもたちが親の財産をめぐって対立し、その後、親戚付き合いができなくなるケースがよく見られます。争いは財産が少なくても起こり得るものです。こうした遺産分割をめぐる争いを防止するためにも、遺言を作成…

2016/09/14

最高裁 「組織再編成税制を濫用」 ~ヤフー事件を振り返る~

インターネット検索大手のヤフーが、子会社の吸収合併にともなう税務処理で東京国税局から申告漏れを指摘され、約265億円を追徴課税されたことを不服として、国を相手取って処分の取り消しを求めた訴訟で、最高裁第一小法廷が同社の主…

2016/08/30

クローズアップ判決 「1月1日時点で未登記でも固定資産税は課税できる」

 固定資産税の納税をめぐる争いに対し、東京高裁は納税者の主張を認めたが、最高裁判所がそれを破棄した判決を紹介したい。 そもそも固定資産税は、納税義務者を毎年1月1日時点における固定資産の所有者とすることを基本としている。…

2016/08/19

節税と脱税の判別の難しさ ~二つの「脱税」事件の検証~

 「節税」は「租税回避」と言われる可能性があるが「脱税」とは全く違う、と考えておられる方々がほとんどではないでしょうか。しかし、現実には、「節税」と思って行ったことが、思いもかけず「脱税」とされて刑事事件となるということ…

2016/08/16

一般社団・財団法人 利用目的と税務対応

一般社団・財団法人制度の概要と移行状況 一般社団法人は、2人以上の社員が定款を作成し、公証人の認証を受けて、役員を選任し、設立の登記をすれば、どのような事業目的の法人でも設立できる制度になっています。一般財団法人も、設立…

2016/08/09

分掌変更に伴う退職金の分割支給 国が裁判で控訴を断念した理由

事件の概要 同族会社が多数を占める中小企業では、第一線を退いた先代の社長が業務の引き継ぎなどのために監査役や会長職などとして会社に留まるケース(いわゆる分掌変更)は珍しくない。 東京地裁で争われた事件は、創業者であった社…

2016/07/22

突然の相続発生で譲渡所得税が・・・ 他人事ではない 国外転出時課税

 昨年7月から施行された「国外転出時課税制度」が、資産家や会社オーナーの相続に新たな課題を提起している。というのも、資産家や会社オーナーが亡くなり、自身が保有する国内企業が発行した株式などの有価証券等を国外にいる子等が相…

2016/07/22

みなし贈与をめぐる争い 出資持分の相続税評価で評価通達の形式適用を認めず!

Ⅰ.はじめに 贈与税のかかる贈与とは、本来「あげます」「はい、もらいます」というように、お互いに合意の上、成り立つ契約で、民法549条に定められています。 しかし、税法上は、本人たちは贈与したつもりがないのに、贈与税のか…

2016/07/22

最高裁 債務免除益は給与等に該当 高裁判断を破棄、審理差し戻しへ

 権利能力のない社団の理事長を務めていたA(以下、A理事長)に対し、同社団が貸し付けていた金員について、改正前の所得税基本通達36-17を適用し、債務を免除したところ、所轄税務署長が債務免除に係る経済的利益はA理事長の賞…

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